2023年度 第40回全国小・中学生作品コンクール
本年度の応募数は前回比から、約30%の減少でした。要因としては、夏休みの自由研究を必修から任意に切り替える学校が年々増加傾向にあることが挙げられます。
一方、個人応募では今年も全国各地から応募があり、個人レベルでは自由研究を発信したいという意識が高まっているように感じられました。
また、今年は例年以上に中学校からの団体応募が増え、レベル的にも質の高い力作が中学生に多く見られました。小学生の時から継続して毎年作品をよせてくれる生徒が、中学生になってからも引き続き応募してくれるケースも多くありました。
テーマとしては、ここ数年の傾向として、環境問題や食糧問題に目を向けた作品が今年も多くみられました。近年顕著な異常気象から地球温暖化が身近な問題になっていることや、学校教育の場でSDGsが広く浸透していることが、これらのテーマを促進したと考えられます。
日常生活の中で、身近な疑問や問題に直面した時に、根本にある「なぜ」をとことん追究することが大切です。今後も追究心を持ち、自由な発想で研究に取り組んでください。
※下線のある作品名をクリックすると、作品の内容が見られます。
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優秀賞 |
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努力に勝る天才なし
山梨県 北杜市立白州中学校 2年
前島 秀蓮 |
相対変化から考える保冷効果 の実験
沖縄県 読谷村立古堅中学校 2年
嶺井 麒一朗 |
おいしいお水ができるまでⅦ ~私とお水にはどの様な関係 があるのか?~
新潟県 新潟市立光晴中学校 1年
來迎 一彰 |
ナラ枯れがたいへんだ!! ぼくの町からドングリの木が なくなっちゃうかも!?
東京都 西東京市立柳沢小学校 4年
鞠子 究 |
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主催:子どもの文化・教育研究所
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