2024年度 第41回全国小・中学生作品コンクール

本年度の応募数は前回比で約26%減少しました。要因として、共働き家庭の増加や教員不足により、家庭や学校でのサポートが難しくなっていることが考えられます。しかし、応募数が減少した一方で、各作品の質は非常に高く、目を見張るものがありました。
生物に関する観察研究から、物理や化学の実験を扱ったものまで、幅広いテーマが見られ、特に日常生活の身近な疑問を出発点に実験を通してその解決策を導き出している研究が多かったことが印象的です。
中学生の作品では、小学校で習得した基礎知識を活かし、より高度で複雑な実験や考察が行われており、理科に対する探究心が深まっていることがうかがえます。今後もこのような質の高い作品がさらに増えることを期待しています。
理科の研究は、日常生活の中で感じた身近な疑問や問題が重要なテーマになることがよくあります。この「なぜ」を追究する姿勢こそが、科学の探究心を育てる原動力です。今後もその追究心を大切にし、自由な発想で研究に取り組み、新しい発見や成果を見つけてください。
※下線のある作品名をクリックすると、作品の内容が見られます。
 |
 |
優秀賞 |
|
異なる河川での上流における 魚種の違いとその要因を探る
神奈川県 茅ヶ崎市立円蔵中学校 2年
伊藤 将汰
|
ぼくの草花大さくせん ~のんで、ぬって、 あわだてた!~
山形県 鶴岡市立朝暘第三小学校 3年
佐藤 真
|
小さな仲間たちの体内観察記録
愛知県 稲沢市立稲沢西中学校 3年
丹下 瑚陽
|
|
 |
主催:子どもの文化・教育研究所
© 2007 child-lab.com.