2024年度 第41回全国小・中学生作品コンクール

海洋汚染や動物愛護など、社会問題を取り上げた作品が多く見られました。また、世界情勢の影響を受け、戦争や紛争について論じている作品も多かったように思います。
授業やメディアでSDGsが取り上げられるようになり、日常的に社会問題に触れることが増えました。誰もが世界の動きに無関心ではいられません。授業を通して、あるいは自分から興味を持って、社会問題に取り組もうとする姿勢は素晴らしいと思います。社会のひずみを発見し、問題提起をすることも重要です。
「国や自治体はもっとこうすべきなのではないか」「世界中の人々がもっとこうすればみんなが幸せになれるのではないか」このような視点は非常に大切ですが、作品コンクールではそのもう一歩先、「では、自分はどうするか」を論じているかどうかを重視しています。
今後は問題提起からさらに一歩踏み込んだ作品に出会えることを期待しています。
※下線のある作品名をクリックすると、作品の内容が見られます。
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優秀賞 |
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水のふしぎはっけん!!
愛知県 愛知教育大学附属岡崎小学校 2年
武山 侑愛 |
「トライ」アスロン
宮城県 宮城教育大学附属小学校 5年
海老澤 可憐 |
カナちゃん
岡山県 津山市立院庄小学校 5年
中島 詩織 |
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主催:子どもの文化・教育研究所
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