[楽器工作実験] 神奈川県 茅ヶ崎市立第一中学校 3年 松田 こはる |
「楽器についてもっと知りたい、吹くときにいかしたい」という思いから、「クラリネット」と「音」を研究テーマに選んだこはるさん。身近にある材料でクラリネットを再現し、楽器の「長さ・形・素材」が音の3要素(音量・音程・音色)にどのように関わっているのかを騒音計やスペクトロイドといった測定器で数値として表し、分析しました。まず、クラリネットを身近な材料で再現する、という発想がユニークでした。クリアファイルをはじめ、ペットボトルや牛乳パック、ラップ芯に布を巻いたものなど、身近な素材で長さや形の異なる「クラリネット」をいくつも作り、それぞれどんな音になるか、しっかり仮説を立てたうえで音域や周波数を測定し、詳細な分析ができていた点が素晴らしかったです。結果、「長い」管の「牛乳パック」製の楽器が、「やわらかさこそありながら明るい音」が出て一番好きだったというこはるさん。これからも大好きな「楽器」と「音」について研究を深めてください。 |
主催:子どもの文化・教育研究所
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