粘菌~迷路にチャレンジ~ 愛知県 愛知教育大学附属岡崎小学校 6年 菅野 直 |
昨年の寒天培地の研究を通して「粘菌」に出会い、アメーバーになったりキノコになったりという性質が面白いので育ててみたいと考えた直さん。粘菌はエサとエサを最短でつなぐ性質があるので迷路を解くことができることを知り、自ら実験に挑戦してみることにしました。まず「粘菌で迷路」という題材がユニークで、目に留まるものがありました。迷路を完成させるにあたって、一から粘菌を育て上げ、「粘菌の好きな食べ物・苦手な食べ物・苦手な色」などを解明するべく実験を繰り返しているのですが、材料、手順、結果予測などの構成と段取りがしっかりと練られており、説得力のある作品となっています。迷路実験はほぼ予測通りでしたが、粘菌が増える条件など、今後の課題も見つかっているようです。直さんの今後の研究で解明されることを願っています。 |
主催:子どもの文化・教育研究所
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