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全国小学校理科研究協議会会長賞

昆虫の排泄物を資源化できるか

愛知県 岡崎市立常磐小学校 5年 八木 壱平

八木 壱平の作品



 昆虫好きで、たくさんの昆虫を飼育している壱平さん。クリーンセンターの見学で、ゴミの焼却に大量のエネルギーが消費されていることを知り、ゴミを減らすことが地球温暖化防止につながると感じます。そこで、昆虫の排泄物を資源化することで、ゴミを減らせるのではと考えたことが、本研究のはじまりです。まず文献研究で、動物の排泄物が資源として使われている例を調べ、その中から、燃料、堆肥、紙について、実際に飼育しているヘラクレスオオカブトの糞で検証実験を行うことにしました。「燃料実験」では、半年乾燥させた糞を燃やして、焼き芋ができるかを確かめ、「堆肥実験」では、糞を混ぜた土とそうでない土での小松菜の成長を比較しているのですが、いずれも長時間をかけて丁寧に取り組んでいる点が高評価につながりました。また「紙実験」では、紙を再現するという高度な実験に挑戦するなど、壱平さんのチャレンジ精神には感心させられました。これからも身近でできるペットの糞の有効活用を探っていきたいという壱平さん。更なる活躍に期待しています。

フック船長
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主催:子どもの文化・教育研究所

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