お兄ちゃんへの道 |
ひとりっこの颯希さんはある日、お稽古先で颯希さんのお母さんが赤ちゃんを抱っこしているのを見つけます。赤ちゃんはお稽古の先生のお子さんで、日頃から「もしも弟がいたら…」と夢見ていた颯希さんは、毎週末のお稽古のたび、赤ちゃんと仲良くなるためにあの手この手で奮闘します。赤ちゃんがわらってくれて胸がいっぱいになったことや泣かれてショックだったこと、先生の赤ちゃんを守ってあげたいという気持ちの芽生えと、赤ちゃんに自分のお母さんを取られてしまうのではという不安が素直に描かれており、颯希さんの心の成長も伺える作品になっています。 |
主催:子どもの文化・教育研究所
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